リウマチとは?
自己免疫異常(本来は異物に対して働く免疫系が、自己の細胞や組織を異物と認識して攻撃するもの)による疾患で、関節およびその周辺に炎症を起こし痛みや腫れを生じるものです。症状としては、手足をはじめ、関節が腫れて痛み始めます。特に手の指がこわばったり、進行すると関節が変形したりする病気です。関節以外に、皮膚や肺などの全身症状も伴う関節炎で、慢性化していきます。
具体的に
慢性関節リウマチ
初期症状は、食欲不振、体がだるい、熱っぽいなどのはっきりしない症状が続きます。 その後、体のこわばりを感じます。全身を侵すこともある進行性の疾患です。
最近は、免疫抑制剤や生物学的製剤などの新しい治療法が確立しています。
痛風
細胞の遺伝子である核酸を作る際にできるプリン体は、分解され尿酸となり、尿から排出されます。尿酸が体内で作られすぎたり、排出が上手くいかず血液内に増えた状態を高尿酸血症といいます。高尿酸血症で、色々な所にたまった尿酸で、関節内に尿酸結晶が沈着し、痛風発作が起きます。
症状としては、関節に激烈な痛み、発熱を伴います。痛みは強く、「風が吹いても痛い」とも言われているほどです。
経口薬、食事療法、アルコール制限などが必要です。